名刺の相場はいくら?コストを削減する2つのアプローチ

ビジネスシーンに欠かせない「名刺」ですが、皆さんは、ご自分の名刺が1枚あたりどのくらいの値段か把握できてていますか?もしかすると「そんなの知らないよ」という人が多いのではないかと思います。

名刺は定期的に発注するものなので、中長期的に考えれば、コスト削減の余地がある領域です。特に規模の大きな会社や、名刺を頻繁に交換する業種であれば、コスト削減に取り組む意義が大いにあります。

この機会に、コスト削減に取り組んでみてはいかがでしょうか?

本記事では、「名刺のコスト削減」を実現する方法を解説します。

TEXT BY Leaner Magazine編集部

名刺作成費用の構成は?計算はどうしたらいいの?

名刺印刷費用は基本的に「印刷枚数」、「単価」の2つを掛け合わせた価格によって算定され、印刷枚数により価格は大きく変わります。

また、発注部数が多くなると1部あたりの単価が下がる傾向にあります。それぞれの詳細は、以下の通りです。

  • 印刷枚数

名刺の印刷枚数。個社ごとに人数規模である程度決まっており、大幅な削減は困難である。

  • 単価

名刺1枚当たりの単価。利用するサービスや交渉状況により単価が異なってくるほか、規模の経済性で発注枚数が多くなると1枚当たりの単価が下がるため、削減の余地有。

一般的に、以下の「形態」によって単価の価格形態は変動します。

  • サイズ:一般サイズは91×55(欧州サイズ等多様にサイズは存在)
  • 紙質:多種多様にあるがマット紙が一般的
  • 印刷範囲:両面印刷が一般的に最も用いられる
  • 色彩:4色が一般的に最も用いられる
  • 厚さ:220kgが一般的に最も用いられる
  • 納期:一般的に5〜7営業日が一番ながく安い

名刺のデザインはテンプレート化されているものも多いため、無料もしくは安価で指定ができ、金額への影響は小さいです。

配送費用も、一般的な配送料なため名刺価格への影響は小さく、大方のサプライヤーにおいて、大量発注をする場合「配送料無料」となる場合が多いです。

名刺を安く作成するにはどうしたらいいの?

名刺作成費用を抜本的に削減するためには、2つのアイデアがあります。

  • バイイングパワー・発注条件の良化
  • 相見積もり・価格交渉

企業規模によっては、年間約10万円のコスト削減をすることも可能。名刺費用の見直しは、経常利益の確保に向け、非常に価値あるアプローチです。

それぞれ詳しい方法を説明します。

バイイングパワー・発注条件の良化

1つ目の方法は、発注枚数を集約したり、デザイン・納期を見直して、発注条件を良化することによってコストを削減する方法です。

みなさんの会社では、部署ごとに異なるサプライヤーと取引している、なんてことはありませんか?

現行の発注状況を確認し、異なるタイミングに異なるサプライヤーに発注していた場合は、それらを集約するだけでもコスト削減が可能です。以下の図をご覧ください。

一般的に、発注数量が増えるごとに支払い単価は低下します。図のように、発注が分散しており、自社価格が市場価格とも乖離していた場合、分散していた発注先を集約したうえで、市場価格の獲得に向けて価格交渉を行うことが、名刺印刷費用の削減に有効な方法になります。

また、同時に紙質やデザインの見直し、納期の見直しを行うことで、より削減余地を見出せる可能性があります。

 

 

相見積もり・価格交渉

2つ目の方法は、サプライヤーの相見積もりを取り、価格交渉を行ってコストを削減する方法です。名刺のネット印刷の主要なサプライヤーは、以下になります。

  • ADPRINT
  • プリントパック
  • ラクスル
  • dprint
  • graphic
  • MAHITO
  • printnet
  • vistaprint

今回は、Leaner Magazine編集部がおすすめするADPRINT、プリントパック、ラクスル、printnetの4つのサービスをご紹介します。

それぞれの特徴を把握し、自社に合ったサプライヤーを見つけてみてください。

ADPRINT

ADPRINTの特長は、以下の3つです。

  • 名刺の種類が定番の一般紙質名刺、高級紙質名刺をはじめ、規格外サイズ名刺、白印刷名刺、特殊加工名刺、型抜きカード、二つ折り名刺、三つ折り名刺など他では対応していないものまで、多種多様な種類有。
  • 高品質の名刺を安く作成可能なため、品質とコストを両立してあらゆるビジネスシーンで役に立つ名刺が作成可能。
  • 無料デザインテンプレートから選んで簡単に注文できるデザイン名刺商品があるため、印刷データが無くても簡単に利用可能。

利用プロセスは以下の5ステップになります。

①会員登録

会員登録完了メール送信

②注文

ホームページからの注文、データ入稿。データ入稿が確認されると注文完了となり、受付準備状態になる。

③受付

データチェック、入金確認。

④制作・発送

印刷及び加工、発送。

⑤到着

ADPRINT

プリントパック

プリントパックの特長は、以下の3つです。

  • 商品代金に関わらず全商品を日本全国1配送先まで送料無料で配送可能。
  • 製造過程において不具合のある印刷商品を配送してしまった場合、100%返金保証、もしくは即やりかえて印刷の上配送。
  • 土・日・祝日も「お電話窓口」・「納期カウント」・「商品の出荷」は行うため、週末の発送も可能。

利用プロセスは以下の5ステップになります。

①ユーザー登録

注文を行うには「ユーザー登録」が必要。

②用紙の種類を選択

11種類の用紙から注文する用紙を選択。

③用紙の厚さを選択

注文する用紙の厚さを選択。

④価格選択

納期・色・部数から価格を選択。

⑤納品

プリントパック

ラクスル

ラクスルの特長は、以下の3つです。

  • 印刷・配送済みの印刷物が満足いかなかった場合、即再印刷または返金。
  • 紙の質感や仕上がりを確認できる、印刷サンプルが無料で利用可能。
  • WEBブラウザから利用できる無料のデザイン制作ソフトで、無料デザインテンプレートから簡単に印刷データを作成可能。

利用プロセスは以下の4ステップになります。

①会員登録

会員登録完了後、注文へ。

②注文

ラクスルでは印刷データの入稿を注文後に行うため、先に商品の注文を行う。

③データ入稿

印刷データの確認は自動で最適化を行い注文者側で確認する「スピードチェック入稿」と、担当スタッフが目視で確認を行う「オペレーターチェック入稿」の2種類有。

④商品のお届け

ラクスル

printnet

Printnetの特長は、以下の3つです。

  • データの入稿が24時間いつでも可能(※当日発送コースなど一部の営業日の場合には入稿締め切り時間が異なる)。
  • 発注・データ入稿完了後は、入金の有無にかかわらず即座にデータチェックから印刷までの作業を行う。
  • 超特急納品で翌日納品が可能(北海道・沖縄・一部離島を除く)。

利用プロセスは以下の5ステップになります。

①会員登録

Printnetを利用するには、まず無料のメンバー登録が必要。

②注文

使用を選択し、カートに追加。発注フォームに必要事項を記入し、注文。

③入稿

注文後に印刷データの入稿画面に進む。マイページからも入稿可能。

④データチェック

入稿されたデータが印刷に適したものであるかを確認。

⑤印刷

データに問題がなければ印刷工程に進み、選択された営業日で発送。

printnet

名刺の相場が気になる!名刺市場の特徴は?

ここまで、名刺費用の削減アイデアをサプライヤーを紹介しながら説明してきました。そもそもみなさんは、名刺の相場がどのくらいであるのか、近年の名刺市場にどのような特徴があるのかをご存じでしょうか?

名刺の価格はサプライヤーによって2~3倍変わる?

まず、名刺の相場について解説します。以下の図をご覧ください。

相場はおよそ図のの通りになりますが、納期やサプライヤーによって、注文者側の条件が全く同じでも価格が2~3倍近く違うこともあります。

名刺市場は「価格低減」

次に、名刺市場の特徴についてです。

近年、名刺の価格は、デジタル印刷プレイヤーの競争激化により低減の一途を辿っています。単価が下がっていることによる市場規模の縮小が見受けられるものの、デジタル印刷マーケットだけは拡大しています。

一部企業においては「名刺をそもそも持たない」という企業も出てきてはいますが、市場全体としては無視してよい規模にとどまっています。

自社完結が難しいと感じたら、Leanerに相談してみよう!

名刺作成費用を削減する方法をご理解いただけましたか?

本記事で紹介した2つのアイディアは、どちらも明日から実践できるものです。ただ、具体的にどのようなステップで始めたらいいのか、他社はどのような取り組みをしているのかと、疑問に思うことも少なくないと思います。

そんなときは、名刺作成費用を含む間接費削減を行う「Leaner」に相談してみましょう。経費を「見える化」し、無駄を明確にすることで、自社にとって最適なコストカットの方法が分かるようになります。