2021.03.26

MRO(副資材)とは?調達の際のポイントやオススメサプライヤーを紹介

MRO(副資材)とは?調達の際のポイントやオススメサプライヤーを紹介

皆さんの会社では、最適な形でMRO(副資材)を調達できていますか?

どの会社でも発生するMROコストですが、きちんと見直して適切に調達できているという方は少ないのではないでしょうか。

本記事では、購買部門の手に余るほど品目数の多いMROについて、調達のポイントやオススメのサプライヤーを紹介します。

TEXT BY Leaner Magazine編集部

 

MRO(副資材)とは?意味や市場の特徴を解説

MROとは

MROとは、英語で“Maintenance Repair and Operations”の略です。元々は製造業で使われていた言葉で、“Maintenance(保守)”,“Repair(修繕)”,“Operations(稼働)”に必要な備品や消耗品のことを指します。

調達・購買を行う対象には、大きく分けて「直接材」と「間接材」があります。直接材とは製品・サービスを製造するために直接的に使用する資材、間接材とは製品・サービスを製造するために間接的に使用する資材をそれぞれ指します。

MROはこの間接材の1つで、「副資材」とも呼ばれます。

MROは、企業が日常的に購入する消耗品・副資材(文具、オフィス備品、設備や機器の修理用部材など)だけでなく、それら副資材を発注・納入するITシステム自体をも幅広く指す言葉になっています。

 

MROの特徴

企業において、調達コストが発生する発注品目のうち、総発注量の約8割をMROや事務消耗品が占めています。

このようにMROは、品目数、毎回の発注数ともに多く、毎回見積もりを取って調達するのではなく、「カタログ購買」を行うことが一般的です。

カタログ購買では一括してまとまった数量を発注することが多いため、MROの価格にスケールメリットが働き、価格が安くなる傾向があります。これは、大量購買によって買い手のバイイングパワーが強まり、売り手と値引き率の交渉が可能になるためです。

また、MROには多種多様なニーズが存在し、流通量の少ない商品が必要とされることもあります。

 

MROの市場

MROの市場は企業間取引が一般的であり、いわゆるBtoBビジネスとなります。

これまでのMRO市場は、対面販売を基本としたMRO専門の商社が大きなマーケットシェアを占めていました。しかし、IT化が進むにつれて、MROに特化した通信販売サービス・EコマースがMRO市場でシェアを伸ばすようになりました。

対面販売を基本とした専門の商社としては、株式会社山善やユアサ商事株式会社、トラスコ中山株式会社などがあります。

またEコマースを基本とする企業としては、アスクルやモノタロウがあります。また、グローバル市場ではアマゾン株式会社の存在感が増しています。

対面販売と通信販売の企業が拮抗する中、ユーザーとしては自社の企業規模などに合わせてサプライヤーを選択するとよいでしょう。

 

カタログ購買?見積もりをする?調達の基本知識

MROは、カタログ購買を行うのが特徴です。同じく間接材のなかでは、文房具や包装紙などの事務消耗品をカタログ購買で調達することが多いです。

その他の間接材は以下の表にある通り、「都度見積」や「調達契約」による発注を行っており、見積もりを実施することが多いです。

それぞれの発注方法に当てはまる、主な費目例は以下の通りです。

企業の外部調達品について、発注量の約8割はMROや事務消耗品が占めますが、総金額のうち約8割は上記の表中にある「見積あり」の調達品が占めます。

・「発注量の約8割を占める大量の費目を、どれほど効率的に発注するか」
・「総金額のうち約8割を占める見積もりが必要な費目に対して、どれほど最適な見積もりを行うか」 
といった部分を明確にすることが調達戦略を最適化するための鍵となるでしょう。

間接材の調達は、製品の質や価格に直結する直接材とは異なり、徹底的な見直しがされづらい傾向にあります。しかし、間接材コストは企業の支出の10~20%を占めるため、間接材調達を最適化し、企業全体のコストを適正化する必要があると言えるでしょう。

 

MROなどの間接材調達にオススメのサプライヤーを紹介

これまで紹介してきたMROや、金額の多さは看過できないほどであるその他の間接材を調達するのにオススメのクラウドシステムを提供するサプライヤーを紹介します。

 

インターネット販売を専門とするMROサービス

①モノタロウ

株式会社MonotaROでは、MROなどの事業者向け工業用間接資材・工場で使用する消耗品をインターネットを通じて販売する「モノタロウ」というサイトを運営しています。

多種多様な間接資材のニーズに応え、間接資材の流通の最適化を図るサービスとなっています。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

https://www.monotaro.com/

 

②ASKUL

アスクル株式会社では、中小事業者向けのオフィス用品・現場用品の通販サービスである「ASKUL」を筆頭に、大企業向けのオフィス用品・備品用品の一括購買サービスである「SOLOEL ARENA」や大企業グループ向けの間接材購買ソリューション「SOLOEL」など、幅広い企業に対応した間接材通販サービスをを提供しています。

また、企業向けだけでなく、個人向けの通販サービス「LOHACO」も提供しています。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

https://www.askul.co.jp/kaisya/business/

 

③Amazon ビジネス

Amazonが提供するAmazon ビジネスは、個人向けのAmazon.co.jpを法人向けに拡張したサービスとなっています。ビジネス向けの機能や各種法人対応サービスを追加したことで、MROを含むあらゆる業種の調達・購買ニーズに対応した通販サービスとなっています。

またAmazonビジネスには、出品する側の法人向けのマーケットプレイスも設けられており巨大なプラットフォームとなっています。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。

https://business.amazon.co.jp/ja/home

 

MRO以外の見積もりを用いる間接材の調達

Leaner(リーナー)

総金額の約8割を占めるMROや事務消耗品以外の間接材を最適な状態で調達するには、見積業務が必要不可欠です。

見積業務は工数が多く、属人的なものとなっていることが多いのですが、そのような業務を一括で管理してくれるのが、株式会社Leaner TechnologiesのLeanerです。

見積業務を含む調達活動全体を、一括でデジタル管理してくれるシステムです。詳しくはこちらから公式ホームページをご覧ください。

 

MRO含む間接材全体の調達を最適化しよう

MROや事務消耗品などの間接材は品目数が多く、その他の間接材を含めると企業の外部調達費用の大きな割合を占めています。

そのため、間接材を調達するための手間やコストは、企業の利益を確保するためには看過できないものとなっています。

カタログ購買や見積もりを行うなどして、最適な形での間接材の調達を目指してみてはいかがでしょうか。

本記事が、皆さんの調達活動の最適化の一助となれば幸いです。

RECOMMEND

こちらの記事も人気です。