2020.11.28

コストリダクションとは?コストダウンやコストコントロールとの違いも含めて紹介

コストリダクションとは?コストダウンやコストコントロールとの違いも含めて紹介

みなさんはコストリダクションとは何か説明できますか?

コストリダクション、コストダウン、コストコントロール…など、似たような言葉が多く存在します。

きちんと区別し理解することで、自社の目的に沿った取り組みを行うことができ、効率的にコストを下げることに繋がります。

本記事ではこれらの語の区別と、それぞれ概要について紹介します。

TEXT BY Leaner Magazine編集部

 

コストリダクションとは?コストダウンやコストコントロールとの違い

まずコストリダクションについて紹介した後、類似した概念であるコストダウンとコストコントロールについて紹介します。

 

コストリダクションとは

コストリダクションとは、その名の通り「コストを減らすこと」です。日本語ではコスト削減のことを「コストカット」と呼ぶことが多いですが、英語では「Cost Reduction」と言う方が一般的です。

日本語で「コストリダクション」は、コスト削減の手法の1つとして用いられることが多いです。

大きな特徴は、「製品企画の段階から」全てのコストを徹底的に見直し削減を検討するところです。

コストリダクションは、「原価企画」のプロセスから始めます。原価企画とは、ある製品の売上の目標値から、目標としている利益を差し引くことで、許容できる最低額の原価(許容原価)を定めることです。

許容原価を把握できたら、仕入値を見直したり、無駄な製造過程を省いたりすることで、定めた許容原価と比較しながらコストを見直し削減していきます。

このように、製品企画の段階から、あらゆる無駄を排除し効率を上げることでコストを見直し、コストを下げることをコストリダクションと言います。例えば、製品やサービスの生産過程や管理段階での無駄なプロセスを排除することや、仕入れ原価を低く抑えることの検討などが該当します。

  

コストダウンとは

コストダウンは、コスト削減全般を表す意味で用いられることが多い言葉です。

リストラやボーナスカットなど、社員に直接的な影響を与える施策をも含んでいますコストリダクションや次に紹介するコストコントロールなどの多くの概念を含みます。

 

コストコントロールとは

コストコントロールとは、一般的に「製造段階でのコスト削減」を指します。

製品企画の段階からコストの逓減を考える「コストリダクション」とは異なり、「生産現場のコストの削減」を考えるのがコストコントロールです。主に売上原価に着目している点が特徴としてあります。

売上原価には材料費や人件費、製造間接費が含まれます。

たとえば製造過程において、投入した原材料を効率的に製品化できるように不良品率を減らすことがよく行われますが、こうした取り組みはコストコントロールにあたります。

他にも、製造現場で各人の労働生産性を上げるために、作業人員のスキルアップや業務フローの見直しをすることもコストコントロールにあたります。

製造間接費(工場で使用される電力や工場設備の減価償却費など)を削減することもコストコントロールの取り組みの1つです。これらは製品に直接関わらないので、いわゆる「間接費」の削減方法で削減することができます。

  

コストリダクションの概念を理解して、効率的にコスト削減を進めよう

コストリダクション、コストダウン、コストコントロール。これらの言葉の意味や違いを理解できましたでしょうか。

まとめると…

  • コストリダクション:製品企画の段階から全てのコストを徹底的に見直し削減を検討すること
  • コストダウン:コスト削減全般のこと、リストラやボーナスカットをも含む
  • コストコントロール:生産現場でコスト削減を検討すること

それぞれの言葉を理解し、対象範囲を知ることで、効果的なコスト削減を進めることができるでしょう。

コストリダクションの具体的なアプローチ方法は、他のコスト削減の手順と同じです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

本記事が皆さんのコスト削減の一助となれば幸いです。

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