コスト削減とは?コスト削減の考え方や基本手順などをわかりやすく解説

TEXT BY Leaner Magazine編集部 コスト削減とは? 企業におけるコストとは、企業活動を行う際に必要となるあらゆる費用のことを言います。 会社のコストは様々な軸で分類することができます。今回は、原価計算でも用いられる「何に対して支出しているのか」という軸と、「製品製造との関連性」の軸で配賦します。 まず、「何に対して支出しているのか」という軸でコストを分類すると以下の3つに分けられます。 材料費:材料に対して支出したコスト 労務費:労働力に対して支出したコスト 経費:材料費・労働費以外に対して支出したコスト 次に、「製品製造との関連性」という軸でコストを分類すると以下の2つに分けられます。 直接費:製品・サービスを製造するために直接的に使用したコスト 間接費:製品・サービスを製造するために間接的に使用したコスト 例えば、材料費に属する部品を考えてみると、自社のプロダクトに使用されていることが明確なので、「直接材料費」に入ります。一方、同じく材料費に属する軍手や様々な用途に使っているネジを考えてみると、製品を製造するために直接使用されているわけでないため、「間接材料費」にあたります。 以上の分類をまとめると、企業のコストは計6つに分類できます。 ・直接材料費 ・直接労務費 ・直接経費・間接材料費 ・間接労務費 ・間接経費 それぞれのコストには異なる特徴があり、それに伴い削減の難易度も異なります。それぞれの特徴を把握した上で、優先順位をつけながらコスト削減に取り組むことがカギとなります。       コスト削減は企業の利益に直結する 一般的に企業がコスト削減に取り組むことで得られる効果は3つあります。 1)企業の利益に直結する 企業にとっての利益とは、売上と企業活動に必要となったコストとの差分です。つまり、利益をあげるには、「売上を上げる」か「コストを下げる」の二択しかありません。 そのうち、売上を上げるには原価や販管費を中心として、大きな費用が必要となることが多いです。一方、コストを下げる際、必要となる費用が相対的に小さく、真水の利益を創出できます。 たとえば、利益率5%の企業において、1000万円のコストを削減することは、売り上げを2億円上げることと同等のインパクトを企業の利益に及ぼします。 アメーバ経営でも有名な京セラの創業者である稲盛和夫氏も、