経費削減とは?|会社が削減しやすい費目12選|具体的な事例にもとづいた経費削減方法・アイデアを紹介

当然のことながら、企業の利益を生み出すには、「売り上げを上げる」か「コストを落とす」の2つしか方法がありません。双方をバランスよく行うことが、どの企業でも求められます。 しかし、「コストを落とす」ことがないがしろになってしまっている企業も、少なくないのではないでしょうか?特に、好況期にはついつい売上成長だけに目がいき、コスト管理がなおざりになってしまうケースが見受けられます。 経営状況によらず、企業のコストを常に最適化するには、適切な支出管理と、コスト削減のノウハウが必要不可欠です。特に経費削減は、正しいノウハウを知り、実践するだけで、比較的容易に真水の利益を創出することができます。 本記事では、特にコスト削減に取り組みやすい、12の費目を厳選し、具体的な削減案をわかりやすく解説します。 TEXT BY Leaner Magazine編集部 経費削減案を“費目別”に検討すべき理由 経費削減をしようと思い立ったときにまず初めに行うことが、コストの「見える化」です。企業内のコストの種類やサプライヤー、支出元の部署を特定することにより、削減余地を探すことができます。しかし、「見える化」の際に多くの企業がぶつかる壁が、「支出ははっきり把握しているのに、削減余地がわからない」という悩みです。 削減余地がはっきりしない最も大きな原因の1つが、「勘定科目を用いて支出管理をしている」ことです。 勘定科目は、財務会計の概念であり、企業の財務状況を把握する際に便利なコストの集計カテゴリーです。 勘定科目の例として、以下のような科目があります。    仕入:商品の購入代 水道光熱費:水道、ガス、電気など 通信費:固定電話、インターネット回線費、携帯電話など 旅費交通費:通勤定期代、高速料金、出張旅費など 広告宣伝費:テレビCM広告やインターネット広告の費用 接待交際費:飲食費、贈答品の費用など    これらの勘定科目をそのまま経費削減に用いると、実はあまり上手くいきません。なぜなら、勘定科目とは会計を処理するために複数の費用をまとめた「カテゴリー」であり、具体的に費用が何に支払われたのかまでは、特定できないからです。 したがって、経費削減をする場合は、より細かい粒度である「費目単位」でコストを把握する必要があります。 例えば、勘定科目の販管費に含まれる「通信費」を考えてみます。この場合、